大切なもの
こんにちは。宮古島の 海の前の宿 ポークランチョンミートです。
「俺のルーツは琉球人」のゲストさん。東京で居酒屋をやっていた頃のお客様なんです。沖縄の海をこよなく愛するダイバーさんでもあります。沢山のお土産と「日本酒」をありがとうございました。
今回は天候も悪く、海には潜らずに、高級リゾートにてゆっくりと過ごした宮古ライフでした。
観光といえば、初めての大神島へ渡り、前日摂取したビールを消費したくらいでしょうか・・。
アクティブに動き回るのもいいですが、ただ、ただ、ただ、海を眺めながら、のんびりと過ごす。これも宮古島の魅力です。
非日常を愉しんで・・・・・。
この次は、スリムになってお会いしましょう~~~~。ねっ!!
静佳日記*******
今日は、宮古の十六日(旧暦)。あの世のお正月だ。
宮古では、親戚が集まってお墓の前でご馳走を食べる風習があるようだが、残念なことに本日は雨。
それにしても、宮古は、お祝いごとやイベントが多く、その度に仕事は二の次になる。我が家の工事をしている時も、「今日は近所の子供の卒業祝いがあるから・・」と、午後は職人さんがいなくなった…なんてこともあったな。
夫が中学時代を過ごした西表島では、小学校の運動会があると島中が休み。民宿は、お客さんが予約を入れても「運動会があるから、勝手に入っていてください」となる。
島には、島の「大切なもの」があり、それは時代が変わっても変わらない。
ここ何日かで、色々なところに貼ってある貼り紙が目についた。
十六日のお休み宣言。
この島の風習にあやかって、全然関係ないけど、私も「大切なもの」のために30分のお休み宣言をした。
「そろそろ夕日の時間だから、桟橋に行ってくるね~」
ゲストさんの夕食の準備をしていた夫が、「あ、それなら、ちょうどいいおつまみがあるよ」と、余った鶏皮で作った「カリカリ揚げ」を持たせてくれた。私の大好物。
この景色に、この空気感。この時間は私にとって、まさに「大切なもの」。
最高の女とベッドでドンペリ二オン。
男にとってのロマンだが、私にとってのロマンは、ごくごく身近に、いつでも手の届くところにある。
それにしても、一言もビールを持って行くとは言っていないのに、「おつまみがあるよ」とは・・・・・。思わず、すでに缶ビールを握りしめていた手を後ろに回してしまった。